ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは日本整形外科学会が提唱する概念です。
これは運動器(身体を動かす筋肉、骨格)の障害によって介護が必要になる状態を表しています。
日本人の平均寿命は、男性81.64歳 女性87.74歳(*1)です。
そして元気で自律して動ける健康寿命はそこから6〜8短いと言われています。
以前、デイサービス施設にスタッフの方への運動器アプローチのレクチャーとデイサービスご利用のお年寄りの施術をさせていただいていました
頭痛、肩こり、腰痛、歩きにくい、物がつかめない、四十肩、腰椎変形に伴う運動障害、下肢の筋力低下などさまざまで日常生活ギリギリの筋力の状態のお年寄りです
施術により歩行がスムーズになり、痛みが減ったから食欲が増えたという声もありました。
このようにカイロプラクティックは神経機能と運動機能に働きかけて健康寿命を延ばすことが期待されます。
(*1厚生労働省「令和2年簡易生命表の概況」)